バンド活動やっててよかったなと思うこと

MeeちゃんのFacebookポストをみて知ったというか思い出したんだけど、先日は翔ちゃんの誕生日だったみたいです。

Meeちゃんとは2003年から2008年まで、僕が東放学園(音楽の専門学校)を卒業してバンド活動を辞めるまで、つまり東京での本格的なバンド活動を行っていた期間の全てを一緒に過ごした仲だ。

翔ちゃんはその2007年の4月〜9月位までと短い期間だったけど、機材車を買ったりレコーディングしたりライブしたり路上ライブしたり物販したり… 僕のバンド活動期間のなかでも特に濃い部分の時間を共有した仲。

「苦楽を共にしてきた数少ない親友」

Meeちゃんの言葉を借りるでもないけど、バンド活動って不思議だ。

いわば「やりたい仕事」につくため、メンバー皆頑張ってアルバイトをして、週に何回も高いお金を払って音楽スタジで練習して、相当高いお金を払って自主制作CD作って、ローンを組んでetc.

ユメを叶えるためには相応の努力が必要なのは勿論の話だけど、金銭的にも相当投資が必要だし、そんな中技術も向上させないといけない。

実際に僕も一日最低3時間は練習していたし(僕はリズムトレーニングと運指練習が主)楽器にも多分200万円位は投資した。より時給が高い仕事につく必要があるのでやりたくもない電話営業の仕事をしていた。まあそこで営業的なトークを身につけ、今の妻と出会えたと思うと仕事に関しては結果オーライだけど。

そんな中、メンバー同士力を併せてユメに向かっていく。まあ、嫌でも深い関係になりますな。勿論、よくも悪くも

僕はMeeちゃんの言葉とは少し違ってバンドメンバーって「友達以上恋人未満」と言うか、どちらかと言うと家族に近い感覚を持っている。だってお金も共有してほぼ毎日顔合わせるわけですもんね。

よく絶縁なんてことあるけど、赤の他人だったら「どうでも良い」で済むけど、家族だから「どうでも良くない」から絶縁なんて結果になったりする。成功しているバンドが悲しい最後を迎えたりするのは、このあたりに近いニュアンスが有るんだろうと思う。まあ、家族以外にそれくらい親密な人間を持つことってバンドやる以外になかなか無い気がする。もちろん、同じくらいにテンションで何かに向かったら何でもそれに該当すると思う。

長くなったけど、色々な意味でバンド活動をやっていたよかったなと思う。

好きなことを仕事にできる事がどれだけ幸せで、また、そのチャンスを掴み続けるためにどれだけの努力が必要かを学べたかなと。

ちなみにお二方、このブロクにもかなりの高確率で登場しています。

二人とはしばらくというか、相当期間会っていないけど、いつでも素な自分でいられるような気がする。いつか一緒に酒を交わしたいものだ。

なんか長いことバンド活動を行っていた様に思うけど、実際には5年程度だったと思うと感慨深い。まあ、高校と専門学校時代もやっていたので合計で10年位になるんだけど、やはり働いて生活してローンしてバンドしての5年間の思い出は色濃い気がする。

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