竜馬が行く!

今日11月15日は幕末の志士である坂本龍馬の誕生日であり命日です。

140年前の11月15日20:30頃、京都の近江屋にて中岡慎太郎と龍馬の下僕である藤吉と共に襲撃に遭い中岡慎太郎は重傷を負ったもの数日間は意識があり事件の証言を残せたけど、龍馬と藤吉はその場で絶命したそうです。
葬儀は3日後に近江屋で行われ、亡骸は中岡、藤吉と共に京都東山霊山に埋葬、その後、一ヶ月も経たない内に王政復吉の大号令が発され新生日本が誕生しました。

坂本龍馬って色々逸話があって非常に興味をそそられる人物で、日本で始めて株式会社であり後の海援隊の原型である亀山社中を組織し物産・武器の貿易を行ったり日本人初の新婚旅行に行ったり(しかも80日間)日本で始めて海上事故で裁判を起こし紀州藩相手に損害賠償させたり有名な薩長連合、船中八策など当時の一般的な考から一線を画しより現代的な視野から日本の未来を思って奔走したのでしょう。

「日本を今一度、洗濯いたし申し候」

と姉に手紙を出したのが28歳、江戸から見れば片田舎にすぎない土佐に生まれ、しかも脱藩者で権力の後ろ盾が何もない男がまさに日本の洗濯に大いに貢献、しかも龍馬が活動したのは、27歳で脱藩してから32歳で暗殺されるまでたった5年間。

現代で考えると30歳前後の男が国を変えるなんてまさに白日夢ですが、たかだか140年前の話、国を変えるのでは無いですが僕にでも何か出来そうな気がしてきます。

実家の近所に「竜馬が行く」を書いた司馬遼太郎の家が近くに在り幼い頃からその手の本を学校等で読み僕にとって龍馬は幼い頃からのヒーローです。
没後140年の今年の夏に京都の龍馬のお墓をお参り出来て良かったです。

「いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。」

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